共同通信によると、岸田首相はウイルス解析について「4日から5日かかると聞いている」と述べた。
これより前、水際対策強化の対象となっていたアフリカ南部ナミビアから入国した30代の男性が新型コロナウイルスに感染していたことが明らかになった。新たな変異株「オミクロン株」かどうかは現時点ではわかっていない。
WHO(世界保健機関)はこれより前、緊急会議を開き、南アフリカで確認された新型コロナウイルスの新たな変異株B.1.1.529を「懸念すべき変異株(VOC:variant of concern)」に分類しギリシャ文字の「о(オミクロン)」と名付けた。世界医師会のフランク・ウイリアム・モンゴメリー会長は、「オミクロン」が危険性のうえでエボラウイルスに匹敵し、「デルタ株」のような感染力をもつ可能性があるとの懸念を表明している。現時点で「オミクロン」はアフリカ南部だけでなく、香港、ベルギー、イタリア、ドイツ、スイス、フランス、カナダ、ドイツ、オーストラリア、英国で確認された。
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