スー・チー氏に禁固刑100年が科される恐れ ミャンマー

ミャンマーの事実上の指導者だったアウン・サン・スー・チー氏は、裁判で全ての容疑で有罪とされれば、合計で100年の禁固刑が科される恐れがある。共同通信が1日に報じた。
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報道によると、11月30日、スー・チー氏は新たな汚職容疑で追訴された。同氏はこの日に別の容疑で判決が言い渡される予定だったが、6日に延期された。延期の理由は明らかになっていない。
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アウン・サン・スー・チー氏(76)は、ミャンマーが英国の植民地時代に制定された国家機密法に違反した罪など、合計10件の容疑で追訴されている。新たな汚職は、ヘリコプターの購入時に国費を浪費したとされている。スー・チー氏は、賄賂60万ドル(約6800万円)と金塊を受け取ったことでも告発されている。
国家顧問を務めていたスー・チー氏は、2021年2月1日に起きた軍事クーデターにより逮捕された。
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