新華社通信が中国国家衛生健康委員会のジェン・ジョンウェイ報道官の声明を引用して報じたところによれば、中国及び外国では今までに5億本を超える中国製のワクチンが60歳以上の市民に使用されている。
中国では11月29日の時点でワクチン接種済の人口は11億1050万6000人に達した。
中国政権はこれまでに大規模接種のためにBeijing Kexing Zhongwei Biotechnology ( シノバック・バイオテックに属す)、武漢バイオ薬品調査研究所 (シノファームに属す)、中国国家バイオ技術グループ(シノファーム)の開発した3つの不活性化ワクチンをはじめとする4種類のワクチンを承認しているほか、コロナウイルス用ワクチンとしては中国で唯一承認を得た、カンシノバイオロジックス(康希诺生物)の開発でアデノウィルスAd5-nCoVをベースとした混合ワクチンがある。中国ではワクチン接種は無料で義務付けられていない。
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