これに先立ち、サウスチャイナ・モーニング・ポスト紙は、米軍機が11月に南シナ海の中国沿岸部の上空で行った偵察飛行の回数は記録的な94回に達したと報じていた。また、北京大学海洋研究院の南海戦略態勢感知計画センター(SCSPI)の調べでは、同じ地域で11月4日には10機の米軍機が目撃されていた。これは24時間の間に行われた偵察飛行回数としては過去最多。
趙報道官は、「米国は絶えず偵察機を送り込み、中国の沿岸を偵察している。これは中国の国家安全保障にとっては深刻な脅威かつ損害である」と語っている。
報道官は、こうした行為は海にも空にも緊張をもたらし、地域紛争のリスクを高めると指摘している。
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