新型コロナウイルス

顔認証で済むコロナ接種証明システム NECが本格的な展開へ

日本の大手電機メーカー「NEC」は3日、観光施設やイベント会場などでの顔認証による新型コロナワクチンの接種証明システムを本格的に導入すると発表した。顔認証は従来のスマホアプリや書面の提示とは異なり、短時間で済み、人手が不要なため、混雑緩和や人件費抑制が期待できるとして期待されている。共同通信が報じた。
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共同通信の報道によれば、利用者は事前に接種歴などの情報と顔写真の登録に同意する必要がある。システムでは、利用者が施設の入り口で顔を見せるだけで、わずか数秒で事前の登録情報との照合が行われる。認証の精度はマスクを着用していても99.9%以上と極めて高い。
NECは生体認証分野では世界でトップクラスの技術を誇る。今年10月、富士山トレッキングツアー参加者を対象に、顔認証を利用してワクチン接種やPCR検査結果をスムーズに確認する実証実験をすでに実施している。
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