米軍がウクライナに軍事支援、「責任ある使用」に期待=ペンタゴン

米国政府はウクライナ軍に軍事兵器を今週中に供給する。これに際し、ウクライナ軍が対戦車兵器を含む米軍の武器を使用する際に、自衛の範囲内で使用し、さらには責任感を持って行動することに期待する。ただし、兵器の使用については地理的制限を設けない。米国防総省のジョン・カービー報道官が表明した。
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ブリーフィングでカービー報道官は、 ウクライナ軍に軍事兵器を今週中に供給することを明らかにした。その上でウクライナ軍が責任感を持ち、そして自衛の範囲内でこれらの兵器を使用することに期待すると表明した。しかし、兵器の使用に際し、ウクライナ国内における具体的な地理的制限は設けなかった。
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米軍は今週、ウクライナ軍の空軍と陸軍に軍事兵器を供給することを明らかにしていた。これらの軍事支援は総額6000万ドルに達し、ジョー・バイデン大統領によって承認された軍事支援プログラムで最後の供給となる。
米軍はウクライナに多くの軍事兵器を供給しており、中には哨戒艦艇や対戦車ロケット兵器「ジャベリン」も含まれる。
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