カナダの中国大使館は、以下の声明を発表した。
「カナダのジャスティン・トルドー首相は8日、『中国政府による人権侵害』と偽りの主張を行い、事実の裏付けのない主張に基づき、北京冬季五輪・パラリンピックに外交官を派遣しないと発表した。中国側は、すでにカナダ側に、これらの行動に対する不快感と抗議を強く表明した。カナダと複数の西側諸国は、イデオロギー的な偏見や、嘘や噂に基づいて五輪を妨害しようとする政治的な策略を露骨に行っている。」
米国は6日、北京冬季五輪に政府関係者を派遣しない、外交ボイコットを実施すると発表した。米国はボイコットの理由として、中国の人権侵害問題を挙げている。
8日には、オーストラリアが北京冬季五輪で外交ボイコットを行うと表明した。また英国のボリス・ジョンソン首相もこの日、英政府はボイコットの実施を支持しないが、政府関係者を大会に派遣しないと発言した。
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