事故が起きたのはプスコフ州クレストゥイ軍事空港。当時、ここでは軍事輸送機の飛行訓練が行われていた。
輸送機のうち1機が100メートル以上の上空に上昇した時点でエンジンが停止し、減速し始めた。当時機内には13人が搭乗していた。
ロシア国防省の発表では、コックピットにいたカバコフ中尉は状況を的確に把握し、上空での異常事態を報告した後、着陸を成功させた。国防省はこれによる負傷者もでておらず、機体の損傷もないと発表している。
カバコフ上級中尉には勇気ある行動が称えられ、勲章が授与されることになっている。
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