ミャンマーでは今年2月に国軍によるクーデターが発生して以来、軍による市民への弾圧が続いている。
こうした中、最大都市ヤンゴンで5日、デモ隊に軍の車両が突っ込み負傷者が出たことから、民主派の団体などがストライキを呼び掛けていた。
SNSの投稿によると、ヤンゴンのほか中部のマンダレー地方域、バゴー地方域などでも店のシャッターが下ろされている。
現地の人権団体によると、軍の弾圧による国内の犠牲者はこれまでに1300人を超す。また、6日にはアウン・サン・スー・チー元国家顧問(76)が社会不安の扇動の罪などで禁錮4年が言い渡されており、市民の軍に対する反発が強まっている。