エルドアン大統領は首都イスタンブールで開催された情報テクノロジー関連の会議にビデオメッセージを用意し、その中で次のように発言した。
SNSは当初、自由の象徴と謳われていたが、これは現代の民主主義にとって主要な脅威の1つとなった。SNSへの関心が高まるにつれ、虚偽や情報操作の流れが激化している。この問題は国家が個別に対応する安全保障の枠組みを越え、グローバルな安全保障上の脅威に達している。
エルドアン大統領は特に影響を受けやすい社会の脆弱な層について、これらの嘘や情報操作から市民を守る義務があるとし、正しく安全な情報を受取る権利を確保するとしている。
演説の中でエルドアン大統領は続けて、「トルコのように民主主義的に発達した国」で政府は警戒心を高め、情報操作と虚偽の流れを可能な限り遮断する必要があると表明した。
関連ニュース