韓国は「アンタクト」プログラムの枠内でデジタル技術の導入強化を開始し、バリスタ・ロボットやお掃除ロボットといった存在はすでに普通となった。
ソウル大学のある卒業生(25)は「アンタクト」についての世論調査に、生活の様々な側面がとても便利になったとして、「大学の図書館ではまずオンラインで書籍を取り置きしておき、そのあとそれを書籍用の滅菌機で殺菌してもらって、受け取り用のロッカーに入れてもらうことができるんです」と語っている。
こうした一方で社会学者のチョイ・ユンリョ氏は、顔を合わせて言葉を交わす日常がなくなり、多くの人が現実と接触している感覚を失った場合、韓国社会は土台から危機にさらされ、社会的孤立に向かうと警笛を鳴らしている。
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