南ア最大の民間医療保険会社「ディスカバリー・ヘルス」の専務理事のライアン・ノア博士は、オミクロンに感染した患者が腰痛や喉のいがらっぽさを訴えていると指摘している。南ア国内の7万8000件の症例を分析した結果、オミクロン株感染者の入院率はデルタ株に比べて23%低いことがわかった。
オミクロン株の感染は軽症で済むことが多いものの、これが危険性の低いを意味しているわけではない。ノア博士は軽症で済む理由として「おそらく感染やワクチン接種で獲得された様々なレベルの免疫が重症度を変えるのに大きな役割を果たしたと思われる」と要約している。
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