マスコミの報道によれば、男は車を運転しているところを警察に目撃されて、嘘が発覚した。男は長い間、疑惑を呼ばなかったが、2018年、運転免許の取得を思い立った時点で警察の追跡に対象になった。
男は先天性の病気で失明したことを示す書類を当局に提出し、2008年から国からの給付金の受領を開始していた。報道によれば、男は、過去にも法律上の問題を起こしたことがあった。2018年には、保険金の受け取りを画策し、交通事故を詐称していた。現在、男は自宅謹慎中。
イタリアでは障害者を騙った不正受給の問題が広がっている。デイリーメル紙によると、こうした不正による国家の損失額は数百万ユーロに上る。捜査委員会は毎年数千件の事件を暴いている。
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