米ニューヨーク ウォール街の「チャージング・ブル」像に落書きした男を逮捕

米ニューヨーク市マンハッタンで、ウォール街近くに設置されている「チャージング・ブル」像に卍(まんじ)のマークを落書きしたホームレスの男が逮捕された。同市警察がツイッターで報告した。
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ニューヨーク市警察は今週初頭、ポンチョを着た身元不明の男が「チャージング・ブル」像に黒いペンキで卍マークを描いたと報告した。警察は、この男が同様のマークを市庁舎や市の建設現場の1つにも落書きしたと疑っていた。また、容疑者は足を引きずっていたという指摘があった。
17日、警察はツイッターに「男は市庁舎の柱や『チャージング・ブル』像を含め数カ所で卍マークを落書きしたとして逮捕された」と投稿した。
逮捕されたのは39歳のホームレスだった。
「チャージング・ブル」像が被害を受けたのはこれが初めてではない。2019年9月、42歳の男がバンジョー(弦楽器)で像を数回叩き、右の角の周辺にひびや引っかき傷を残した。男は警察に逮捕された。
3.2トンの銅像「チャージング・ブル」は、1989年に彫刻家アルトゥーロ・ディ・モディカ氏によって制作され、ウォール街に設置された。
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