補正予算の財源の6割にあたる22兆580億円は、国の借金に当たる国債を発行して賄う。 2021年度の歳出総額は当初予算から3割増の142兆円5992億円、新規国債の発行額は計65兆6550億円で、残高見込み額は21年度末に初めて1000兆円を突破する見通し。
補正予算では、18歳以下への10万円相当の給付として1兆2162億円を、新型コロナウイルスの影響で売り上げが大きく減った事業者に対し、最大250万円を支援する費用として2兆8032億円をそれぞれ計上した。
また、経済安全保障の強化に向けて半導体の製造拠点の整備に6170億円を、現場で働く看護師や介護士などの賃金引き上げに2600億円を盛り込んだ。
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