この研究結果を発表したのは橿原市にある奈良県立医科大学。それによると、柿に含まれるタンニンがコロナウィルスの症状緩和に役立つ。
ゴールデンハムスターを使った実験で、コロナウイルスに感染させ、タンニンを投与しなかったハムスターはウイルスの負荷レベルが高く、肺炎を起こしていたが、タンニンを含む餌を食べたハムスターは、肺炎を起こさなかったことがわかった。
この結果、タンニンにウイルスの増殖抑制作用があり、タンニンを多く含む柿を食べるとコロナウイルスの感染は重症化しにくくなることが明らかにされた。
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