IATAの調べによれば、オミクロン株による感染はわずか数週間で他の変異株を凌駕しつつある。ところが利用客の数は正月を控えたこの時期、著しく増加する。
パウエル氏は、オミクロン株によって飛行中の新型コロナウイルスの感染リスクは格段に高まったと予測している。
パウエル氏は飛行中の感染リスクについての問いに答え、「デルタ株の場合のリスクがどうであったにしろ、オミクロン株によるリスクはこれまでより2-3倍高くなると覚悟しなければならない」と指摘し、ビジネスクラスよりもエコノミークラスの危険度は、はるかに利用客が多いため高くなると語っている。
パウエル氏は感染リスクを下げるためにはマスク着用、サロンの表面にやたら触らない、他の客に顔を向けて接するのは最低限にとどめるなどの感染対策を徹底する他に、隣の客と同時に食事をとると接近した状態の2人がマスク着用ができないため、時間をずらして食べるよう勧めている。
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