夢遊病の少年、マイナス23度の極寒の中、パンツ1枚で学校にたどり着く モスクワ 

22日にかけての深夜、モスクワ南部で夢遊病の9歳の少年が極寒の中、裸足でパンツ1枚のみを履いた状態で学校にたどり着いた。Bazaが報じた。
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小学校3年生の少年は、学校までの道のり約700メートルをおよそ15分かけて歩いた。
少年は学校の入り口で意識を取り戻し、強烈な寒さを感じ、驚いたという。この夜、モスクワの気温はマイナス23度まで下がっていた。
少年は急いで家に帰ろうとした。気づいた通りがかりの人たちが、少年にコートを着せ、家の入口まで抱きかかえて運んだ。
救急車が呼ばれ、少年は足の軽度の凍傷と診断された。特に深刻な健康被害はなかった。
少年の両親によると、少年は以前にも睡眠中に部屋の中を歩き回ったあと、ベッドに戻ったことがあったが、家から出たことはなかったという。今後は、住宅のドアをしっかりと施錠し、窓には面格子を設置するという。
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