入国制限解除については、ホワイトハウスのケビン・ムニョス報道官補佐がツイッターで発表。アメリカ疾病予防管理センターの提言に基づき本決定に至ったという。同報道官補佐は「入国制限によりオミクロンについて把握する時間稼ぎができた。既存ワクチン、特にブースター接種がオミクロンに対して機能することもわかった」と綴っている。
ロイター通信とCNNは関係者の話として、アメリカ疾病予防管理センターが渡航制限の解除を提言したことを伝えている。米国内でオミクロンは広く感染していること、またオミクロン対策には既存ワクチンとブースター接種で十分であるとの専門家の意見を踏まえ、入国禁止を維持しても感染状況に大きな影響を与えないと判断したという。
一方、ファイザー製およびモデルナ製ワクチンの対オミクロン効果は半年後には持続していないとの研究結果も出ている。
関連ニュース