ロシアの今後の措置について問われた報道官は、ロシアがウクライナを侵攻しているという欧米やウクライナからの非難について、ロシアはこれを何度も否定してきたとし、ロシアは何者にも脅威を与えておらず、今後、何者かを攻撃するつもりもないと強調した。また報道官は、欧米諸国は、ロシアによる侵攻という非難を、ロシア国境付近での北大西洋条約機構(NATO)の兵器配備の口実に利用していると指摘した。
ロシア外務省は、「ロシアによる侵攻」という欧米の非難と、ウクライナをその侵攻から守るという発言は滑稽であり危険であるとの見解を示していた。しかし、ウクライナと欧米諸国は、最近、ロシアがウクライナ国境付近で「攻撃的な行動」を強化しているとして懸念を表明している。
これに関連して、ペスコフ報道官は、ロシアは自国領内で、独自の判断に基づき、軍部隊の配置を行っているだけであり、これが誰かの脅威になったり、懸念を呼ぶものではないと強調した。
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