新型コロナウイルス

「オミクロン株」の致死率が明らかに

新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」は、新型コロナウイルス感染症の過去の波と比較して致死率が75%低い。The Telegraphが、南アフリカ国立感染症研究所とプレトリア大学(南アフリカ)の研究データを引用して報じた。
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研究者らは、「オミクロン株」の感染震源地である南アフリカ共和国ハウテン州ツワネに入院している患者たちを観察し、「オミクロン株」に感染して入院した患者の死亡率は4.5%、過去のコロナの波では入院患者の死亡率が21.3%だったことを明かにした。
また研究者たちによると、「オミクロン株」に感染して入院した患者で酸素療法を必要としたのは半数未満、過去の変異株では99.5%だった。
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手足の発疹は「オミクロン株」に特徴的な症状
集中治療を必要とする患者の数にも大きな差があり、過去の変異株の患者は4.3%だったのに対し、オミクロン株患者は1%だった。
さらに、オミクロン株流行期に入院した患者は平均4日後に退院したが、過去の波では8.8日後だった。
研究者らは、これはまもなく流行が終わり、風土病の段階に入ることを示している可能性があるとの見方を示している。
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