オミクロン株の感染者は、咳、発熱、味覚・聴覚の喪失や変化などの従来株の症状がみられないことがあるが、思考が鈍くなったり、ぼんやりしたりすることがあるという。
英国のアンドリュー・ハドソン医師は、新型コロナウイルスが脳や他の器官系など人体の様々な部位に影響を及ぼし、肺、心臓、腎臓などの臓器へのダメージやそれに伴う症状が脳の機能に影響を与える恐れがあると明らかにしている。
これよりも前、南アフリカの国立感染症研究所とプレトリア大学の研究所は、オミクロン株の死亡率は、これまでの波の死亡率と比較すると75%低いことを突きとめている。