テドロス事務局長は、デルタ、オミクロンのために感染件数は日々増加し、それに伴い入院者数、死亡者数も増加していると述べている。
事務局長は、特に懸念を呼んでいるのがオミクロン株の感染力の強さと強調し、「これは『津波』を引き起こし、世界中の医療システムに著しい圧力をかけることになりかねない」との見方を示した。
テドロス事務局長はこう述べる一方で、オミクロン感染は軽症で済む可能性もあるものの、こうした事実のために警戒心が失われるようなことがあってはならないとくぎを刺した。
テドロス事務局長は、パンデミック収束の鍵は健康における不公平の是正が握っていると幾度も繰り返した。なくすことが重要であると繰り返し述べている。
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