テドロス事務局長はジュネーブでコロナウイルスの発見から2年が経過したこと振り返る記者会見に臨んだ中で、「今こそ世界のリーダーたちが、パンデミックへの全体的な対応を脅かし、必然的に発生する新しい病気への対応を損ねかねない政策やポピュリズム、個人の利害に背を向けるべき時だ。2021年は厳しい年だった。ぜひ皆さんも元旦に、2022年半ばまでに人口の7割にワクチンを接種する運動を支援すると誓ってほしい。2022年7月初めまでに人口の70%にワクチン接種というゴールまで、あと185日。時計の針はすでに動いている」と述べた。
これに先立ちテドロス事務局長は、2022年に各国がパンデミック対策のための世界協定の議論を開始すると語っている。
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