危険な小惑星が地球に接近 静止軌道近くを通過か

2029年、もっとも危険だとみられている小惑星が地球に接近する。ロシアの非常事態省の研究所が発表した。
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これは直径約393メートルのアポフィス 小惑星(99942 )。研究者らの計算によれば、アポフィスがもっとも地球に接近するのは2029年4月13日。その際の距離は38,400 kmとなり、静止軌道とほぼ同じ距離(35,800 km)となるという。
この小惑星は秒速7,42キロメートルで地球を通過する。次にこの小惑星が地球に接近するのは、2036年の予定。
アテン群に属する地球近傍小惑星のアポフィス は2004年6月に発見された。
潜在的に危険だとみられているのは、物体が月の軌道半径以下の距離(約38万4000km)で地球を通過する場合だ。
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