To The Moon Group社のウラジスラフ・ウトゥシキンCEOは、「 今のところクリプトイズム開始の指標はない。ビットコインは、外部環境が好転すれば、史上最高値を更新する可能性を十分にもっている」と指摘している。
ウトゥシキン氏は、大口投資家らが暗号通貨をリスクヘッジの手段として利用していると見ている。「2020年3月の市場暴落後、大手のプレイヤーは株式市場が崩壊した際にビットコインが資産価値の保全に使えると見抜いた。当時、ビットコインも下落したが、回復は数段早かった。私は、ビットコインは冬の終わりまでに6万5000ドルを超え、歴史的な高値を更新する可能性があると見ている」
ウトゥシキン氏は、大口投資家らが暗号通貨をリスクヘッジの手段として利用していると見ている。「2020年3月の市場暴落後、大手のプレイヤーは株式市場が崩壊した際にビットコインが資産価値の保全に使えると見抜いた。当時、ビットコインも下落したが、回復は数段早かった。私は、ビットコインは冬の終わりまでに6万5000ドルを超え、歴史的な高値を更新する可能性があると見ている」
クリプトインデックス企業「C100」の創設者、タチヤナ・リュビーモワ氏はビットコイン価格の重要な要因について、暗号通貨における機関投資家の資金量だと指摘している。リュビーモワ氏の見解では、2022年の第1四半期の終わりには、ビットコインは5万ドルを超える可能性がある。
一方で‘暗号通貨サービス「アルファキャッシュ」のニキータ・ソシニコフ・ディレクターは、2022年初頭にビットコインは歴史的な新高値(現在は69000ドル)に達するとは期待すべきではないと考えている。「そうした価格高騰が起きるためには、何か強力なシグナルが必要だ。だがそうしたものは今のところない」