ブラムホール被告は2013年2月と8月、勤務していたバーミンガムにあるクイーン・エリザベス病院で臓器移植の手術中、患者の肝臓にアルゴンレーザーで自分のイニシャルを刻印した。
手術から1週間後、臓器がなじまなかったため患者の1人が再移植を受けたところ、4センチのイニシャルが見つかった。
報道によると、ブラムホール被告は2014年に病院を退職、2017年12月に暴行罪で有罪判決を受け、社会奉仕と1万ポンド(約157万円)の罰金を言い渡され、その後、医業停止処分を受けていた。
医療従事者法廷サービス(MPTS)は今月10日、この事件を審査し、ブラムホール元被告が「専門家としての一定の傲慢さから」自分のイニシャルを残したと発表した。「患者らは長期的な身体的害を受けなかった」が、患者の1人にメンタルヘルスの問題が生じたという。
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