新型コロナウイルス

豪医薬品規制当局、在宅治療のコロナ経口薬を暫定承認

オーストラリア医療製品管理局(TGA)は、米ファイザー社製の新型コロナウイルス感染症の経口治療薬「パクスロビド(Paxlovid)」と米製薬大手メルク製の「ラゲブリオ(Lagevrio)」の使用を暫定承認したことを発表した。
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TGAの発表によると、パクスロビドとラゲブリオはハイリスクに指定されている18歳以上の患者のみが使用できる。
新型コロナの症状が出てから3日以内にパクスロビドを服用した場合、軽度から中等度のコロナ患者の入院や死亡リスクを減らすという。
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ラゲブリオはウイルスが活発に増殖するのを防ぎ、それにより病状を緩和する。臨床研究では、同薬は病気の初期に服用すると最大の効果があるという。
これより前、英国は世界で初めて新型コロナウイルス治療薬を承認したと報じられていた。韓国の医薬品当局も昨年12月末にパクスロビドの緊急使用を承認し、今月14日より使用を開始した。
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