H3ロケットは、同機構が三菱重工業と共同開発を進めるロケットで、2021年の打ち上げを目標としていた。同ロケットは「H3」の初号機で、「H2A」機の後継機。全長は63メートル、直径は5.2メートル。コスト削減で予算を50億円とし、受注を増やし、人工衛星打ち上げの国際競争力を高めることを目標にしている。H3機は新型エンジンの問題を抱えており、これが解消できないことで延期が決定された。今後の打ち上げ日程は決まっていない。関連ニュース