会社側がブログで明かしたところによると、RSCは文章の翻訳に加え、悪意あるコンテンツの検出が可能だという。開発チームが構築する人工知能のアルゴリズムにより、数百の言語を扱い、テキストや写真、ビデオを分析できるとのこと。
マーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)はRSCの開発チームを祝福し、このスーパーコンピューターは1秒間に100京(10の18乗)の計算ができることから、会社側が新たに展開する仮想空間「メタバース」向けのサービスで、利用者の安全を確保できるとした。
この人工知能は新しいモデルで、学習機能があり、数百万の例を処理するほか、数百の言語を理解するという。
現時点で世界最速のスーパーコンピューターは富士通が理化学研究所と共同で開発した「富岳」で、2021年に完成した。
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