ハーディング氏は、ファーウェイの技術がF-35ライトニングⅡに悪影響を及ぼさないというUAEの主張について、商業部門と軍事部門の間には大きな相互関係があるため、過度に楽観的だと指摘している。
キングス・カレッジ・ロンドンで教鞭をとるアンドレアス・クレイグ氏は、懸念を呼んでいるのはネットワークを介して送信されるデータではなく、サーバーから流出する可能性のある情報だとし、「すべてのデータは1秒ごとに入手可能となり、中国企業または中国の技術によって運用されているサーバーに航空機からアップロードされるか、または中国企業がアクセスできる施設に保存される」と述べた。
なおDefense Newsは、ファーウェイをめぐる米国の要求により、UAE は2021年12月、F-35ライトニングⅡの購入に関する交渉を中断したと報じている。
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