ウクライナでの露特別軍事作戦

英ジョンソン首相、訪日取りやめ ウクライナ情勢の緊迫化から

英国のボリス・ジョンソン首相が、2月中旬に予定されていた訪日を取りやめたことがわかった。ウクライナをめぐる情勢が悪化したためという。複数の政府関係者の話をもとに共同通信が報じている。
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共同通信によると31日、「英国のジョンソン首相が2月中旬に来日する日程をとりやめたことがわかった」「日英両政府で調整を進めていたが、ウクライナ情勢の緊迫化などで英国側が来日中止を申し出た」という。複数の政府関係者が明らかにした。
これより前、ジョンソン英首相は2月中旬に訪日し、岸田首相と会談する予定だった。会談では新型コロナ対策、カーボンニュートラルについて協議する予定で、中国とウクライナの情勢も議題に上っていた。
岸田首相とジョンソン首相は、昨年11月にグラスゴーで行われた国連気候変動サミット(COP26)の際に会談を実施している。
ウクライナでの露特別軍事作戦
軍事侵攻をめぐる過熱報道と解釈のズレ 米ウクライナに緊張高まる=米マスコミ
ここ数週間、欧米マスコミではロシアによるウクライナ侵攻の可能性について盛んに取り上げられている。これを背景として米国議会では対ロシア制裁の強化が呼びかけられている。ロシアはこれまでウクライナ侵攻の報道を繰り返し否定。リャブコフ外務次官は、モスクワにはウクライナ侵攻の意向は現在も将来もあり得ないとしている。
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