中国女子テニス彭帥さん バッハ会長と面会、性的被害の告発を否定

中国の女子テニス選手、彭帥さんが北京五輪でトーマス・バッハIOC(国際オリンピック委員会)会長と面会した。彭帥さん自身がL'Equipe紙に語った。
この記事をSputnikで読む
同選手は「5日の夕食の場で、たくさん話をし、意見交換しました。バッハ会長から、私が競技に復帰することを考えているか、今後はどういう予定かと訊ねられました」と語った。また「私はどこにも消えていませんでした。とても多くの人から、友人、バッハ会長からもメールをもらい、すぐに返事ができなかったのです。ただ親しい友人とはマメに連絡をとっていたし、やり取りし、メールにも返信していました。WTA(女子テニス協会)とも連絡をとっていましたた」と明かした。

「私は性的関係を強要されたと話したことはありません。私が何よりも言いたかったのは、感情とスポーツと政治は3つの異なるものだということ。私の気持ち的な悩みや、私生活がスポーツや政治と結びついてはなりません。スポーツも政治化されてはなりません。大体のケースにおいてオリンピック精神を放棄することと等しく、スポーツ界や選手の意志に矛盾するからです」と続けた。
IOC側は「面会は5日、北京五輪クラブで夕食を介して行われた」と発表している。
WTAが中国での試合開催を中止、彭帥選手の発言は「強要されたもの」
2021年11月初旬、彭帥さんがSNS「Weibo」上で、元中国共産当政治局常任委員で元副首相の張高麗氏(75)に性的関係を強要されるなど、同氏を非難したことが報道でも明らかになった。投稿は即削除され、彭帥さんのアカウントにアクセスできない状態となった。彭帥さん自身も音信不通となっていた。
中国国営テレビCGTNは11月17日、同選手がWTA会長にメールを送り、元首相への中傷に関する情報を否定したと報じた。
IOCは11月21日、バッハ会長がテレビ電話で彭帥さんと会話し、彭帥さんは「大丈夫だ」と話していたと発表した。
関連ニュース
メタバースに「パーソナル・バウンダリー」機能 仮想空間での嫌がらせ防止で
IOC、性暴力訴えたテニス選手と中国で面会へ
コメント