ワリエワはFSで2つの4回転ジャンプ、4回転+トリプルの連続ジャンプ、トリプルアクセルを成功させ、FS最高点をたたき出した。
まさかの転倒を1度起こしたワリエワは、演技後に初めて、緊張が解けた瞬間、涙を見せたが、それでも文句のつけようのない演技はロシアのレベルの違いを見せつけた。
女子FS2位は日本の坂本花織(21)の148.66点。坂本は今までにない豊かな表情、表現に切れの良いジャンプを成功させ、演技後にはガッツポーズが出た。感動で言葉を失うとロシア人コメンテーターは「サカモトはすべての空間と溶け合った。スピードでジャンプを成功させ、自分の最高レベルまで到達した」 と賛辞を送った。
FS3位はカナダ女子チャンピオンのマデリン・シーザス(18)132.04点。シーザスは SPは69.60点で3位だったが、FSではカナダは米国より高いスコアをたたき出した。それでも団体戦の総合では表彰台には届かなかった。
フィギュア団体戦の総合成績は1位ロシア74点、2位米国が65点、3位は日本の63点となった。
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