報告書によると、TikTokの運営会社は7月から9月にかけてアプリの利用規則やサービスの提供条件に関する違反により、9140万件の動画を削除したという。これはこのプラットフォームに存在する動画全体の1%に達する。最も削除件数が多いのは米国(1390万件)で、2位がロシア(690万件)、その次にインドネシア(620万件)、パキスタン(600万件)、ブラジル(590万件)と続いている。
運営会社によると、削除された動画のうち93.9%は公開から24時間以内に検出、削除され、95.1%はユーザーの苦情が届く以前に削除された。これら動画のうち、88.8%は視聴回数が1回に満たないうちに削除されている。
統計によると、削除された動画のうち、51%は未成年の安全に関連していたほか、16.6%が非合法的な活動への関与が指摘されたという。
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