樹木が大気中の二酸化炭素を積極的に吸収することから、森林再生が地球の気候変動による悪影響を抑止することになる。森林破壊と砂漠化の対策を促進するため、オーストラリアではドローンを利用することを決定した。報道によれば、ドローンは人が到達できない困難な地域で樹木の種を撒くことになる。
エンジニアと生物学者が力を合わせ、ドローン用の新しい「有機カプセル」を開発した。このカプセルにより樹木の種が保護され、成長のもっとも大切な時期に十分な栄養を得ることができる。ドローンは何ら問題なく困難地域でこれらのカプセルを撒き、種まきの作業を何倍も早め、かつ経済的に行うことができる。WIONのインタビューにオーストラリアの専門家は次のように語った。「ドローン使用の利点は種まきの規模を拡大できることにあり、つまり、非常に効率的な種まきの手段になるといえる。例えば、人間1人が1日で800本の樹木を植えることができるとして、ドローンは1日に種子の入ったカプセル4万個を空から撒くことができる。その他にも、ドローンは人が到達できないような地域に行くことができ、かつ、自然に悪影響を及ぼすこともない」
関連ニュース