豪スーパーマーケット 商品のブドウから猛毒のクロゴケグモが見つかる

オーストラリアのあるスーパーマーケット・チェーンが販売したブドウから、猛毒のクロゴケグモが2匹発見された。1匹はクイーンズランド州で、もう1匹はニューサウスウェールズ州で、包装済みのブドウから見つかった。同国のテレビ局「9News」が10日に報じている。
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ゴールドコースト(クイーンズランド州)在住の元警察官のアンドリュー・ベルさんは、娘がブドウを食べている時に、背中に赤い縞模様のある生きたクモを見つけたと同局に語っている。
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ベルさんは、「ブドウを食べている時にクロゴケグモがいるなんて夢にも思わないでしょう。2、3歳の子どもはブラック・ウィドウ(クロゴケグモの別名)が何なのか全く知らないですし」と語っている。
テラノラ(ニューサウスウェールズ州)在住のトニー・マーシェルさんも、スーパーで買ったブドウを食べていた時にそのようなクモを見つけたという。
マーシェルさんは、「母親が子どもの弁当箱にブドウを入れることを思うと、とても恐ろしいと思いました」と同局に語っている。また、そのブドウは数日間冷蔵庫に入れていたが、その間クモは生き延びていたという。
クロゴケグモが入りこんでいたブドウを販売していたスーパーマーケット・チェーンの広報担当者は、同局の取材に対し、そういったリスクを減らすため商品を入念にチェックしていると説明した。
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