エルモリナ氏は、「個人戦に出場できるかどうかは、本日24時(日本時間)までに決定する。この決定には長い時間がかかるだろう。ここでも、今でもない」と述べた。
12日朝、ワリエワは北京にある首都体育館のアイスリンクでトレーニングを行い、ショートプログラムの練習時にトリプルアクセルで転倒した。
世界ドーピング防止機構(WADA)公認の研究所は、2022年2月8日にワリエワのサンプルがトリメタジジンの陽性反応を示したと発表した。トリメタジジンとは、心臓の細胞の働きをサポートする薬。
ワリエワのサンプルは2021年12月25日、ロシアフィギュアスケート選手権の際にロシア反ドーピング機関(RUSADA)によって採取されたことが正式に明らかになっている。
ワリエワは2月8日、RUSADAから2022年北京冬季五輪の出場停止処分を科された。しかしその翌日、ワリエワの出場停止処分は解除された。
11日、国際検査機関(ITA)は、12月25日のロシア選手権でワリエワが受けたドーピング検査アでトリメタジジンの陽性反応が出たことを確認した。
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