研究は日本で実施され、3万人が参加した。結果、ほぼ毎日入浴した人は、週に0~2回しか湯船に浸からなかった人よりも、心血管疾患を発症するリスクが28%、脳卒中を発症するリスクは26%低くかったことがわかった。
アドルフ・ハッター博士によると、お湯に浸かるのは特に有益。同氏は「より高温のお風呂は血管を拡張し、血圧が下がる(中略)体にかかる水圧によって心臓に戻る血液の量も増え、心臓の負担が増加する」と説明した。
一方、研究チームは、特に70歳以上の低血圧の人など、一部の人にとって入浴は大きなリスクになる可能性があると指摘した。
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