露国家院は15日、未承認国家のDNRとLNRを承認する必要性についてプーチン大統領に進言した。親露派勢力側はこの呼びかけを歓迎している。
プーチン大統領はモスクワでオラフ・ショルツ独首相と会談した際、国家院の要請についてコメントし、ウクライナ東部における問題解決のために必要なことを行う観点から判断するとしたものの、ミンスク合意のポテンシャルは未だ発揮され尽くしていないと表明していた。
ロシア側の動きを受けてウクライナ政府は、未承認国家をロシア政府が承認することは、ミンスク合意、及び平和な調停を不可能にするとして抗議した。その上で、ミンスク合意の遵守について検討を行うよう国連安保理に要請した。
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