プシーリン氏は「いつでも本格的な攻撃が始まる可能性がある... 極めて危機的な状況だ。特定の地区では地雷が除去され、軍事機器はいつでも出動できる状態になっている」と述べた。
またプシーリン氏によると、ウクライナの破壊工作員がドネツク人民共和国の接触線を越えようとしたが、この試みは阻止された。同氏はまた、ドネツク人民共和国の重要なインフラ施設はそれぞれ保護されており、ドネツクはテロ攻撃に備えていると述べた。
ドネツク人民共和国の非常事態省によると、同共和国から約70万人の住民が避難する予定。
ウクライナ軍は18日、口径がそれぞれ82ミリ、120ミリ、122ミリの砲など計323発を撃ち込んだほか、戦車用砲弾4発も発射した。停戦管理調整合同センター(JCCC)のドネツク人民共和国代表部によると、同共和国の18の町と居住区に向けて砲撃が行われた。
先にドネツク人民共和国とルガンスク人民共和国の指導部は、ウクライナによる侵攻の脅威に関連し、共和国の住民をロシア南部ロストフ州に一時的に避難させると発表した。女性、子ども、高齢者の避難が優勢されるという。
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