仏マクロン氏、大統領選立候補を締め切りまで延期 ウクライナ情勢受け=メディア

フランスのエマニュエル・マクロン大統領は、ウクライナ情勢を受け、大統領選挙への立候補を2月の最終週まで延期した。フランスのラジオ局「フランス・アンフォ」が事情に詳しい関係者の情報を引用して伝えている。
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情報筋によると、マクロン大統領は来週、2月26日に行われる国際農産物品評会の開会前または開会日に正式に立候補すると予想されていたが、ウクライナ情勢の悪化を受け「これらの予定は変更された」。
フランス・アンフォは「エマニュエル・マクロン氏は2月28日までに大統領選に立候補することはないだろう」と伝えている
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大統領立候補者は、3月4日までに500人の署名を集め憲法評議会に提出する必要がある。そのため、2月の最終週が立候補の締め切りとなると指摘されている。3月8日、憲法評議会は大統領選立候補者の最終的なリストを公表する予定。
フランス大統領選は2022年4月10日に第1回投票、24日に上位2人による決選投票が行われるが、これまでにすでに30人以上が出馬を表明している。中でも、極右政党・国民連合のマリーヌ・ルペン党首、左派政党「服従しないフランス」のジャン=ルック・メランション党首、中道右派の共和党が擁立するバレリー・ペクレス氏、「再征服」と名付けた政党の立ち上げを表明した極右の政治評論家で作家のエリック・ゼムール氏、ヨーロッパ・エコロジー=緑の党から選出されたヤニック・ジャド氏、パリのアンヌ・イダルゴ現市長(左派、社会党)、共産党のファビアン・ルッセル書記などに注目が集まっている。
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