クレバ外相は米国防総省で行われた会談で次のように発言した。
大いに冷静な外交を取りつつ、我々はロシアが用意する挑発には乗らないようにしている。この罠を我々は避けるつもりだ。しかし選択肢が他に無いとなれば、戦う用意がある。というのも、これは我々の大地であり、我々の国民であるからだ。
クレバ外相によると、ウクライナ政府は米国側が用意した軍事支援に深く感謝したほか、西側諸国がロシアに発動した制裁を歓迎したという。
また、ウクライナはロシアを封じ込める上で最良のファクターであり、ウクライナ政府は戦争を望んでいないものの、戦争が「引き起こされる」のであれば防衛する用意があると強調した。その上で外相は第二次世界大戦中に適応されていたレンドリース法(武器貸与法)の発動を米国政府に要請した。
なお、ロシアと国境が接する南部のハリコフ市、及びマリウポリ市で市民の退避活動を進める予定はないと表明した。