EUの制裁は一般市民の権利にネガティブな影響を与えてはならない=国連

国連人権高等弁務官事務所(OHCHR)のリズ・スロッセル報道官は1日のブリーフィングで、制裁は一般市民の個別の人権にネガティブな影響を与えてはならないとの考えを示した。
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スロッセル氏は、西側諸国が発動した制裁がロシアのスポーツ選手やアーティストの国際大会や外国公演の大規模な禁止につながった状況についてコメントを求められ、「我われの観点からすれば、制裁は個別の人権に影響を与えるべきではない。したがって、被害を受けた人たちを顧慮しなければならないかもしれない」と述べた。
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またスロッセル氏は、文化人やスポーツ選手を含むロシア人に対する国籍による差別事例に関する個別の情報を持っていないと述べた。
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