ウクライナでの露特別軍事作戦

ダゲスタン出身のロシア兵がウクライナで爆死、大統領が連邦英雄賞を授与

ウラジーミル・プーチン大統領はウクライナで実行中の特殊軍事作戦で、手榴弾を炸裂させ、自分を取り囲んでいたウクライナ兵らを巻き添えにして爆死したダゲスタン共和国出身の兵士、ヌルマゴメド・ガジマゴメドフ上級中尉にロシア連邦英雄賞を授与した。
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特殊軍事作戦の中でガジマゴメドフ上級中尉は重傷を負い、最後の一人になるまで戦ったという。そして手榴弾を炸裂させ、自らを取り囲んだ敵兵を道連れにして爆死したという。
プーチン大統領はガジマゴメドフ上級中尉の死を受け、次のように発言した。
彼がこの道に進んだのは誰を相手にしているかをわかっていたからだ。それはネオナチであり、彼らは捕虜を侮辱し、残忍に殺している。
ウクライナでの露特別軍事作戦
再びロシア人にドイツ軍の銃口が向けられた=露外務省
その上でプーチン大統領は自らロシア系であるとしつつも、ガジマゴメドフ上級中尉の例を前に、ダゲスタン人に寄り添う姿勢を示した。
私はロシア系である……しかし、ダゲスタン共和国出身でラク系の青年、ヌルマゴメド・ガジマゴメドフや、その他の多くの兵士らの勇敢な行為を見ていると、このように言いたくなる。私もまたラク人であり、ダゲスタン人であり、チェチェン人であり、イングーシ人であり、ロシア人であり、タタール人であり、ユダヤ人であり、モルドヴィン人であり、オセット人である。ロシアに暮らす300以上の民族全てを列挙することは不可能だが、私は多民族からなる強くたくましいロシアという世界の一部であることを誇りに思う。
なお、プーチン大統領はこの特殊軍事作戦で死亡した兵士らの遺族に対し、死亡補償として法律で定められている700万ルーブルに加え、追加措置として500万ルーブルを支払うことを表明した。
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