ウクライナでの露特別軍事作戦

ウクライナとグルジアのNATO加盟拒否は正しい判断だった=独首相

かつてウクライナとグルジア(ジョージア)の北大西洋条約機構(NATO)加盟について、これを拒否する判断を下したことは正しく、この問題は現在もNATOの議題には上がっていない。ドイツのオラフ・ショルツ首相がZDFテレビの取材に応じた中で発言した。
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ショルツ首相はウクライナのNATO加盟について問われると、次のように答えた。

これは正しい決定だった。その当時、NATOではこの問題について長く議論した。また強調したいが、最近までこの話は議題にあがっていなかったし、それは今でもそうだ。

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また、プーチン大統領はNATOが対モスクワのミサイル基地をウクライナに設置しようとしていると主張しているのに対し、こうした基地をウクライナに設置する計画は一度も議論されなかったと強調した。
さらにドイツ政府がウクライナに兵器を供与したことについては正当な判断であると評価した。また、時期を逸したものであり、規模も不十分であるといった批判は相応しくないとコメントした。
なお、ドイツ政府は対露制裁を発動しながらも、交渉する用意はあると表明した。
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