金の価格高騰が継続 安全資産としての需要が維持

取引データによれば、4日午前、地政学的リスクから、安全資産としての投資家の需要を背景に、金の価格が高騰している。
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日本時間14時28分現在、ニューヨーク市場「Comex」では、金の先物4月限価格は5.6ドル(約650円)または0.29%高のトロイオンスあたり1941.5ドル(約22万4000円)となった。銀の先物5月限価格は0.42%高のオンスあたり25.317ドル(約2924円)となった。
ロシアとウクライナの緊張悪化を背景に、投資家らは伝統的な安全資産である金への注目を続けている。
ウォール・ストリート・ジャーナル紙は、金融サービス企業Oandaのアナリストを引用し、紛争をめぐる不確実性が投資家の確信を大きく損ね、貴金属の価格を下支えすることになったと報じている。
ロシアのプーチン大統領は、24日午前のテレビ演説で、ドンバスの共和国の指導者の訴えを受け、「8年間ウクライナ政権による虐待、ジェノサイトにさらされてきた」人々を守るため、特殊軍事作戦を実行することを決定したと述べた。プーチン大統領は、ロシア政府の計画には「ウクライナの領土の占領は含まれていない」と強調した。
ロシア国防省は24日、ロシア軍はウクライナの都市に砲撃や空爆を行っておらず、軍事インフラを精密兵器で攻撃していると発表した。 同省は、「ウクライナ軍の軍事インフラ、防空施設、軍事飛行場、ウクライナ陸軍航空隊が高度な精密兵器で使用不能となっている」と発表。 また同省は、一般市民を全く脅かしていないと断言した。
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