両者の会談は5日、ポーランドとウクライナの国境で行われた。
クレバ外相は会見で「(兵器の)供給、国際舞台におけるロシアへの制裁や孤立について有意義な話し合いをした」と述べた。
また、ブリンケン国務長官は、ロシアへの圧力は続くだけでなく、敵対行為を止めるまで強化すると表明した。ブリンケン国務長官は「ロシアへの圧力については、前例のないものとなるだけでなく、ロシアで非常に大きな具体的な結果をもたらすだけでもない。圧力は続くだけでなく、増大するだろう」と語った。
また両者は、特にロシアの航空機やミサイルからの領空保護において、ウクライナの防衛能力を緊急に強化することについて話し合ったという。
ロシアのプーチン大統領は、先月24日午前のテレビ演説で、ドンバスの共和国の指導者の訴えを受け、「8年間ウクライナ政権による虐待、ジェノサイトにさらされてきた」人々を守るため、特殊軍事作戦を実行することを決定したと述べた。プーチン大統領は、ロシア政府の計画には「ウクライナの領土の占領は含まれていない」と強調した。
これに対し、米国、EU諸国、その他の多くの国は、ロシアおよび同国の一連の大手銀行や企業に対して新たな厳しい制裁を科した。
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