ウクライナでの露特別軍事作戦

チェチェン共和国首長がウクライナ大統領に投降を呼びかけ、避難先を約束

ロシア南部チェチェン共和国のラムザン・カディロフ首長は仮にウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領がロシアのウラジーミル・プーチン大統領との対話に応じる場合、避難先をプーチン大統領に自ら直訴する用意がある。SNSへの投稿でカディロフ首長が表明した。
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カディロフ首長はSNSへの投稿で次のように記した。
ゼレンスキー、もしお前がポーランドに逃げるなら、サアカシュヴィリ(グルジアの元大統領)の運命がお前を待っている。サアカシュヴィリは最終的に裏切られ、祖国に被告として送還された。仮にお前がロシアを信頼し、対話を望むなら、私自らお前に歩み寄り、ロシア大統領に直訴する用意がある。お前のために避難所を用意してもらい、お前のメンツを保とう。今すぐに私の言うことを聞いて、この唯一のチャンスを利用するならば、これはすべて可能となる。逃げ場はどこにもない。
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その上でカディロフ首長は「手遅れになる前に連絡を取る」よう呼び掛けた。
私に連絡しろ。私が保証する。お前のためにウラジーミル・プーチンとの取りつなぎを担い、会談を用意する。そしてお前は合法な大統領、ヤヌコーヴィッチ(ウクライナの元大統領)に全権を譲渡するのだ。これは私個人の意見だ。まだ私の意見だ。早く決断を下せ。
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ロシアのプーチン大統領は、24日午前のテレビ演説で、ドンバスの共和国の指導者の訴えを受け、「8年間ウクライナ政権による虐待、ジェノサイトにさらされてきた」人々を守るため、特殊軍事作戦を実行することを決定したと述べた。プーチン大統領は、ロシア政府の計画には「ウクライナの領土の占領は含まれていない」と強調した。
ロシア国防省は24日、ロシア軍はウクライナの都市に砲撃や空爆を行っておらず、軍事インフラを精密兵器で攻撃していると発表した。 同省は、「ウクライナ軍の軍事インフラ、防空施設、軍事飛行場、ウクライナ陸軍航空隊が高度な精密兵器で使用不能となっている」と発表。 また同省は、一般市民を全く脅かしていないと断言した。
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