ウクライナでの露特別軍事作戦

ウクライナの生物研究所がロシア軍に制圧されることを懸念=米国務次官補

ウクライナには生物研究所の施設があり、ウクライナ政府と米国政府はこの研究所で管理される資料がロシア軍の手に渡らないよう協力する。米連邦議会上院の公聴会でビクトリア・ヌーランド国務次官補が発言した。
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ヌーランド国務次官補はウクライナに化学兵器、又は生物兵器はあるかとの質問に対し、次のように回答した。
ウクライナは生物研究所の施設を管理している。我々はロシア軍がそれらを管理下に置くことを懸念している。そのためウクライナ側と協力し、これらの研究資料がロシア軍の手に渡らないよう努力する。
ウクライナでの露特別軍事作戦
ロシアとの国境付近でウクライナが生物兵器を開発、米国防総省が資金援助=露国防省
ロシア国防省は先にプレゼンテーションを行った中で、米国がウクライナにおける生物研究所の活動に2億ドルの資金援助を行っていたと発表していた。これらの研究所は米軍の軍事生物プログラムに参加していたという。
ロシア側は、米国がウクライナで軍事生物の開発に関わっていた事実を受け、生物兵器禁止条約(BWC)の枠組みで協議を開催する必要性を指摘した。
また中国外務省はこれを受け、米軍が国内外で生物兵器の開発を進めているのかについて、説明を行うよう要求した。
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